昨晩からの強風で雪が吹きかけていました。
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寒い朝でした。風はまだ吹いています。
ホウレン草に雪。間も無く溶けました。
臨書「李嶠詩残巻」
紙は天地約65cmのロール紙裏面使用。筆は九段下 玉川堂の「永寿」
墨は鈴鹿墨松煙「墨塊」残り墨を薄めて使っています。
読みの紙は百均の伊予和紙85mm角。
この書の筆者は嵯峨天皇と伝えられていますが、他の宸筆と比べて
字形は似通っているが、同筆ではないと言われています。
鈴木翠軒(昭和時代の大家)の本(氏の書論と雑記でしたが、
手元になく行方不明)の中で、欧法ではあるが、
こだわってない、四角い構成ではなく
円で捉えた和風の気がある、点の打ち方が独特である、
その他の理由で筆者を空海と推定(ほぼ断定)されていましたが、
頷ける点も多く、分かりづらい文字は空海の書から結構探せるので
らっくは「伊都内親王願文」も含めてその説にしたがって
空海書として捉えています。
夜になってようやく風も少しおさまってきましたが、
寒さが続きます。春や〜〜い